お子様のフッ素塗布について👶🏻
皆様こんにちは🌞
本日はお子様のフッ素塗布についてお話ししていきます。
まずフッ素の3つの効果です。
①歯を強くする
(歯の表面が酸に溶けにくくなり、虫歯に強い歯を作れます)
②「再石灰化」を促進する
(酸により歯から溶けたカルシウムやリン酸を再沈着し「再石灰化」し治療が必要でない初期虫歯の治癒を助けてくれます。
また知覚過敏の軽減にも繋がります。)
③虫歯菌を抑制します
(プラークの中にフッ素が入り虫歯の原因菌の働きを弱め原因菌が作る酸の量を抑えます)
ではいつからお子様にフッ素塗布をすればいいのかというと…
おすすめは1歳半頃です。
その時期には前歯が上下4本ずつ(合計8本)生え揃うタイミングだからです。
初めて乳歯が生えるのは生後6ヶ月ですが、まだ下の歯が2本生えているだけで、噛み合う歯がなく、唾液に含まれる抗菌作用だけでも十分です。
フッ素塗布の頻度目安は3ヶ月から6ヶ月です。
特に虫歯になりやすい乳歯の奥歯が生えた後(2歳頃)はフッ素塗布を積極的に行い、歯の溝をレジンで埋めてあげるとより、虫歯になりにくくなります。
お子様の歯は大人の歯に比べると柔らかく、歯の1番表面にあるエナメル質が約半分の厚みしかない為、一度虫歯になってしまうと進行がとても早いです😵
虫歯になって乳歯が失われてしまうと、そのスペースを隣の歯が埋めようとしてスペースがなくなって歯並びを悪くする原因にもなります。
歯科医院でフッ素塗布をする場合、たとえ飲み込んでしまってもフッ素症になる量には満たないため、安心して下さい🌷
お子様のフッ素塗布を行い大人になっても虫歯のない健康な口腔内を作る準備をしていきましょう✨
OCEAN DENTAL OFFICE MINATOMIRAI
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