口臭の原因と対策👄💨🤢
自分では分かりにくい口臭ですが、他の人にもなかなか言いにくいですよね、、😅
実は口臭は歯周病の状態を知るための貴重な情報でもあります。また、口臭の原因物質の毒性は歯周炎を進行させてしまいます。今回は口臭と歯周病の関係、原因と対策についてご紹介します。
口臭の原因
口臭の原因は舌苔か歯周病です。
口臭のほとんどの原因物質は口の中の細菌が産生します。
私たちが毎日口にする食べ物や、プラーク(歯垢)などを、舌苔(ベロについた白or黄色の苔)や歯周ポケットにいる細菌が取り込みます。
そしてそれらを代謝、分解するときに細菌の排泄物として臭いの成分が発生します。
ほとんどの歯周病菌は臭いの成分を産生します。
このように、生活していれば最初の口臭の原因は誰の口の中にも存在しています。
歯周病との関係
ほとんどの歯周病菌が臭いの成分を産生し、特にp.gingivalis という歯周病菌は強い口臭成分を大量に発生させるのです。
そのため、強い口臭がするというのは、歯周病菌が大量に口の中に生息し、細菌の繁殖が盛んに行われているということです(´Д` )
さらに口臭成分の毒性は歯周炎をさらに進行させるので、口臭がなくならないと歯周炎は治らず歯を失ってしまいます。。。🤮
対策
①舌磨き
舌苔が原因である場合は舌ブラシで優しく舌磨きをするのが効果的です。舌ブラシがなければ歯ブラシで磨くか、ガーゼを使って舌苔をぬぐいましょう。
舌磨きの前後に袋に息を吐いて臭いを体験すると自分の口臭を確認できます🌟
②唾液腺マッサージ
唾液の量が減ると舌の汚れを流してくれる機能が不十分となるため、舌苔がたまりやすくなります。口が乾燥している方は唾液腺マッサージも必要です。
Ω
③歯周病治療とセルフケア🪥
歯周病がある場合は歯科医院の専用器具を使って歯周ポケットの汚れを洗い流すことで一時的に口臭が減少します。
そして歯周病治療と共に、ご自身の歯磨きで口の中を清潔に保つことが大切です❤️🩹
口臭の成分には自分の嗅覚を麻痺させる作用もあり、なかなか強い臭いに自分で気づかないこともあります。セルフケアのやり方がわからない、どうしたらいいかわからない方はお気軽にご相談ください❣️
OCEAN DENTAL OFFICE MINATOMIRAI
神奈川県横浜市西区みなとみらい4-3-6